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みなさん、こんにちは。カロリー探偵団です🕵️
今回のテーマは「ハム・ベーコン・ソーセージの塩分」。朝食の定番として、またお弁当のおかずとして日常的に食べられているこれらの加工肉。でも実は、WHO(世界保健機関)が推奨する1日あたりの塩分摂取量「5g」と比べると、なかなか衝撃的な数値が並んでいます。
この記事では、文部科学省の公式データをもとに主要な加工肉の塩分をランキング化し、「どれが一番やばいのか」を徹底的に比較します。

💡 この記事の結論
塩分ランキング1位は、意外にも「ベーコン」でも「ウインナー」でもなく、ロースハム(食塩相当量2.8g/100g)でした。一般的なウインナーソーセージ(1.9g/100g)より約1.5倍多く、たった4〜5枚でWHO基準の半分以上に到達する計算です。また「どれも似たようなもの」と思われがちですが、種類によって塩分量は最大2倍以上の差があります。
🔍 調査方法
今回の調査では、以下の条件でデータを集計しました。
- データソース: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省)
- 比較軸: 食塩相当量(g/100g)
- 比較対象: 市販で広く流通しているハム・ベーコン・ソーセージの主要カテゴリ
- 評価基準: WHO推奨の1日塩分摂取量5g(WHO公式Fact Sheet)
- 厚生労働省の日本人向け目標値: 成人男性7.5g未満・成人女性6.5g未満(参考値)
⚠️ 数値は「食品100gあたり」の食塩相当量です。実際の1食あたりの量に換算してご確認ください。
🏆 塩分ランキング:ハム・ベーコン・ソーセージ10種比較

| 順位 | 食品名 | 食塩相当量(g/100g) | WHO基準5g対比 |
|---|---|---|---|
| 🥇 1位 | ロースハム | 2.8 | 56% |
| 🥈 2位 | ボンレスハム | 2.7 | 54% |
| 🥉 3位 | ベーコン | 2.0 | 40% |
| 4位 | ウインナーソーセージ | 1.9 | 38% |
| 5位 | フランクフルトソーセージ | 1.8 | 36% |
| 6位 | ボローニャソーセージ | 1.6 | 32% |
| 7位 | リオナソーセージ | 1.6 | 32% |
| 8位 | 生ハム(促成) | 2.8 | 56% |
| 9位 | チョリソー | 2.0 | 40% |
| 10位 | レバーソーセージ | 1.8 | 36% |
出典: 文部科学省 食品成分データベース/日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
💥 衝撃の事実
ロースハム100gの食塩相当量は2.8g。一般的なスーパーのロースハム1パック(90〜100g)を一度に食べれば、それだけでWHO推奨1日摂取量(5g)の約56%を消費することになります。朝食にハムエッグ+味噌汁+漬物を揃えると、もはや昼食・夕食で塩分をほぼゼロにしないと基準をオーバーする計算です。
ランキングの結果はさておき、結局気になるものは気になる!という方はこちら。データを知った上で味わうのもまた一興です。
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🤔 ランキングの読み解き方
なぜハムはソーセージより塩分が多いのか?
ハムの製造工程には「塩漬け」が必須です。豚肉を食塩・砂糖・硝酸塩などに数日間漬け込むことで保存性と発色を確保します。この塩漬け工程が、ソーセージに比べてハム全体の塩分濃度を押し上げる大きな要因です。
📊 一方でソーセージは、挽き肉に調味料を混合してケーシング(腸や人工皮)に詰めるため、塩分のコントロールがしやすい製法です。そのため種類によっては1.6g台まで抑えられているものもあります。
生ハムは「ヘルシー」ではない
✨ 洋食レストランでサラダに添えられる生ハムは、なんとなく「薄くて軽い→ヘルシー」というイメージがありますが、データでは2.8g/100gとロースハムと同水準です。
生ハムは長期熟成・塩蔵が必要なため、製法上どうしても塩分が高くなります。薄くスライスしてあるため「少量しか食べていない」と感じやすいですが、枚数を重ねると意外と摂取量が増えます。
ベーコンは「火を通す」から塩分が変わる?
🔥 焼くことで塩分は変わりません。ベーコンを焼いても水分が抜けるだけで、食塩相当量は100gあたりで見れば変化しません。むしろ「焼き縮み」で重量が減った後に数値で計算し直すと、実質的な塩分濃度はさらに上がる場合もあります。「焼けば塩分が抜ける」は誤解です。
WHO5gと日本の目標値はなぜ違う?
⚠️ WHOの1日塩分5g推奨は主に心血管疾患リスク低減を目的とした国際的な目標値。一方、日本の厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では成人男性7.5g未満・女性6.5g未満と設定しており、両者には約2〜2.5gの差があります。
これは日本の食文化(味噌・醤油・漬物)を考慮した現実的な目標値であることや、国民の平均摂取量(約10g/日)からの段階的な削減を意識した設定という背景があります。どちらを「基準」と見るかで、ランキングの厳しさが大きく変わってきます。
🕵️ 探偵の所感
データを調べていて気づいたのは、「ベーコンが一番塩分多そう」という直感が完全に裏切られたことです。脂っこくて濃い味のベーコンよりも、薄くて淡白に見えるロースハムの方が塩分が高い——この「見た目と数値のギャップ」は、食品分析の面白さでもあります。
また、ウインナーやフランクフルトは「子どもが好きな食品」として日常的に使われますが、1本(約20〜25g)に換算しても0.4〜0.5gの塩分が含まれており、複数本食べると積み上がります。こうした「1回の摂取量で考える」視点が、100g換算データだけでは見えにくい部分です。
📊 さらに注目したいのは、同じカテゴリ内でも「減塩タイプ」商品が多数存在すること。メーカー各社が塩分30〜40%カットの商品を展開しており、通常品と並べてデータを見ると、技術的には「おいしさを保ちながら塩分を下げること」が実現されつつあることがわかります。選択肢は確実に増えています。
とはいえ、ここまで読んでもやっぱりベーコンエッグは食べたい——それが人間の性(サガ)ですよね。数値を知った上で、量と頻度を自分でコントロールする。そのためのデータとして使ってもらえれば十分です。
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💡 まとめ

今回のランキングを振り返ると、以下の3点がポイントです。
✅ 1位はロースハム(2.8g/100g)。「ヘルシーな薄切り肉」というイメージとは裏腹に、食塩相当量はトップクラスです。
✅ 同じ「ソーセージ」でもカテゴリによって塩分は1.6〜2.0gと差がある。ボローニャやリオナといった大型ソーセージは比較的低塩です。
✅ 「焼けば塩が抜ける」は誤解。加熱によって塩分は変わらず、焼き縮みで濃縮される場合もあります。
💡 「どれを食べるか」だけでなく「何gを食べるか」の意識が、塩分コントロールの実践的なポイントです。ランキング表を参考に、普段の食事をちょっとだけ見直すきっかけになれば幸いです🕵️
📚 データソース・参考資料
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」公式ページ
- 文部科学省 食品成分データベース(fooddb.mext.go.jp)
- WHO Fact Sheet: Salt reduction(世界保健機関・塩分摂取に関する公式見解)
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」ナトリウム目標量(成人男性7.5g未満・女性6.5g未満)
⚠️ 免責事項
本記事は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」およびメーカー公表値に基づくデータ比較です。医療・栄養指導の代替にはなりません。健康上の判断や食事制限については、必ず医師・管理栄養士等の専門家にご相談ください。


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